現場管理に必要な2つの要素

現場管理に必要な2つの要素

便利な2つのビジネススキル

どのように商品を生産・管理していくか、あるいは、その商品の品質をどのように維持していくか、こうした生産管理や品質管理をスムーズに進め、また、効率化していくために重要とされているのが「PDCAサイクル」。
こと品質管理に至っては「QC手法」によって、さらにその商品を向上させていく必要があります。

これは多くの業界や企業で取り入れられるべき考え方や手法ですが、医療現場においても例外ではありません。
医療施設を一つの企業体と考えた時、これらは重要な意味を持ってくることになります。
その重要性は、今度さらに増してくることは間違いないはずです。

PDCAサイクルとは

PDCAサイクルは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の4つの要素で成り立っており、これらを適切に繰り返すことで商品を生産・管理していこうという考え方です。

これを医療現場に当てはめる時には、主に2通りの考え方が可能です。
1つの症例に対してこのサイクルを落とし込もうという考え方と、病院やクリニックなどの経営に落とし込もうという考え方です。

前者であれば、対象となるのは1人の患者さんと捉えることもできます。
どのように治療を行っていくのかを考え、それを実行に移し、成果などを見た上で、さらに必要な治療を行っていく。

この繰り返しによって全体の治療を構成していこうというもの。
後者であれば、どのような経営をしていくべきかを考え、それを実行し、結果どうであったかを評価した上で、経営・運営上の改善を図り、少しずつ患者さんや信頼を得ていくというものになります。

どちらも重要な考え方となるでしょう。
医師であれば、少なくとも前者に関しては無視することができません。
開業医となれば後者も常に意識しながら経営・運営を行っていくことになるはずです。

QC手法とは

QC手法も似たような考え方ができるでしょう。
この「QC」は「Quality Control」の略であり、まさに、提供する商品等の品質管理についての概念です。
これは、幾つかの要素によって問題解決を図る方法が一般的となっています。

データをよりわかりやすく視覚化したグラフ、ヒストグラム、管理図、パレート図、必要な情報を確認するためのチェックシート、問題点を見出すために用いられる特性要因図、管理用特性要因図、解析用特性要因図、散布図などを用い、品質管理、あるいは現場管理を実現します。

大事なのは、これらの考え方や手法を、どのように扱うか。
知識だけ持っていても上手に運用できなければ意味はありません。
医療現場にはその現場なりの問題点や改善点があります。
これらの手法を用いながらも、現場ごとに独自の考え方を見出した上で品質の向上を目指していく必要がありそうです。

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