どんな現場にも必要なチームワーク術

どんな現場にも必要なチームワーク術

チーム医療の難しさ

チームワークという言葉は、それ単体で見れば非常にシンプルでわかりやすいものですが、現場でそれを構築するとなると容易なものではありません。
それに向き合う高い意識と、実際にチームワーク力を備えていなければ、それを構築することは困難です。

近年の医療現場では当たり前となりつつあるチーム医療という考え方。
考え方のみならず実際にこれを積極的に導入している医療施設も増えてきていますが、これも言葉で表現するほど簡単なものではありません。

それも当然です。
1人だけの意識が高くてもチームとはなれませんし、すべての人が同じ目的を持ち、そこに向かう実行力と技術、知識などを持っていなければチーム医療は成り立たないのです。

特に、凝り固まった価値観が蔓延している医療の現場で、これを構築していくことは並大抵のことではありません。
医師などは特にプライドも高く、自分を絶対に正しいと思い込む節があります。

現代のチーム医療という考え方とは

チームで動くということは、さまざまな医療従事者とともに目的を共有し、そこへと向かって力を結集していくということ。
そこには専門知識や特殊なスキルを持った職種の人たちが多々集まるわけです。

以前からこうした考え方もなかったわけではないものの、以前の考え方と異なるのは、医師も含めこれらの人たちが対等か、それに近い関係である点。
医師のみの指示で物事が動くのではなく、各専門職に就く人たちが自らの経験や知識に基づき意見や提案を出した上で選択されたベストな医療を患者さんに提供することが、現代のチーム医療という考え方なのです。

これは、どんな現場にも必要になること。
ただ、医療施設ごとにこれの考え方は異なり、そもそもそんなものは必要ないと考える医師も少なくありません。
国も動くことで少しずつ理解を深める医師や施設が増えてきていますが、日本の医療現場全体に行き届くにはまだ時間がかかるでしょう。

だからこそ、いち早くこの考え方に対して柔軟になり適応していくことが、これからの医師には求められるのです。

チームワーク術を持っている医師を求める傾向になりつつある

他者の意見をどれだけ取り入れることができるか、そして、まとめることができるかがチームワーク力最大化の鍵を握ります。
対等かそれに近い関係であると言いましたが、やはり主導するのは医師。

リーダーシップやマネジメント能力、コミュニケーション能力などを持っていればいるほど、チームを上手に活用しながら医療に最大限貢献することが可能となり、それらの能力すべてを持っていてこそチームワーク術を持っている医師であると言えるのです。

各医療施設もそうした医師を求める傾向になりつつあります。
転職のための活動を行う際にも、これを強く意識しながら応募書類を作成し面接に臨むこと。
そうすれば、応募先医療施設が積極的に欲しいと思えるような医師であると示すことができるでしょう。

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